家族連れで楽しめる第36回沖縄の産業まつりに行ってきました。
今年も「御万人(うまんちゅ)と共に伸びゆく県産品」をテーマに、奥武山公園・沖縄県立武道館で開催された「第36回沖縄の産業まつり」。
その開催理念としては、
生産者の生産意欲の高揚と県産品に対する消費者意識の啓発に努めるとともに、時代のニーズに対応した新製品の開発と品質の向上を促進し、もって県内外市場の拡大を図り、特色ある本県産業の振興に資する。 全産業を網羅した総合産業展として位置づけ、幅広く県民へピーアールすることにより、県内産業に対する県民の意識を深めることとする。
ということなので、沖縄県民の一人として参加してきました。
産業祭りに行って来た
沖縄の“産業祭り”なので当然健康食品や食べ物を販売しているブース。 沖縄に関連した企業、産業、飲食店などのブースが所狭しと立ち並んでいます。
一部、沖縄とはあまり関係ないお店もありますが、ほとんどが沖縄関連のお店で占められています。
沖縄に住んでいても結構見た事ない企業や商品が意外と多く、屋台を眺めているだけでも結構楽しい。
これは珍しい車えびすくい。実は沖縄はクルマエビの生産量が一位らしいです。しらなかった。
写真の上の方に写っているポイを使い、金魚すくいと同じ要領でクルマエビを救うらしいけど、聞いたら普通の金魚すくいのポイと一緒なのだそうで、これはちょっと無理があるんではないかと。沢山掬われたら赤字になるからハードモード仕様なのかしら?とりあえず掬ったクルマエビは持ち帰って食べるんでしょうか?
沖縄では有名なハチミツ屋さんのコハマのハチミツ。
写真手前に写っているのが濾過する前のハチミツで、これを直接スプーンですくって試食させてくれるのですが、これがまた美味しい。一般的に市販されているハチミツよりも濃厚でとても甘いけどスッキリした甘さで美味しい。
こういうめったに経験できないことが出来るのも産業まつりならではといった所。
そしてよくよく奥にある箱を覗いてみると、そこにはびっしりと蜂が!?ちょっと気持ち悪い。。。
沖縄のお祭りは産業祭りだろうが何祭りだろうがコレがないと始まらない!当然の人だかりが出来るオリオンビール。
祭りのビールは工場直送だからいつもよりも美味しく感じる!というか絶対美味い。
沖縄の方言でにふぇーでーびるは「ありがとう」の言葉をもじったニヘデビールとおつまみのゴボウの唐揚げ。牛蒡の唐揚げは珍しいから買ってみたけどこれがまた結構美味しくてビールが進む。
因みにだが、食べ物で出店している企業が試食を出している(普通の屋台を除く)ので何も買わなくてもおつまみには困らないぞ。
かりゆしウェアなんかも販売されているが、わざわざ祭りで買う人なんているんだろうか?なんて思って覗いてみると物色してる人が結構いるね。そんなに安いんだろうか?
祭りに行くと毎回思うのだど、ライブ会場の前にテーブルやイスが設置されてるのって沖縄ならでは?沖縄の人は基本立ってお酒を飲まないから?
余談がだ、これまで幾度となく内地の方が立ち飲み屋のお店を出してるけどオープンして1か月位立つと決まってでテーブルが設置される。俺は立ち飲みの店を沖縄で成功させてやるって方が居れば挑戦してみて下さい。断言する、沖縄で立ち飲み屋で成功するのは絶対無理。
沖縄の産業と言えばやちむん(焼き物)や琉球ガラスが全国的にも有名だよね。なので当然産業まつりにやちむんや琉球ガラスのブースもある。しかしわざわざ祭りで購入しようと思う人が少ないのかこの一角は同じ祭りとは思えないほど人が少ない。。まあ、お祭りでは・・・ねぇ。
で、でも、普通に買うよりも安く出されているんだよ。欲しいと思ってる人は案外狙い目かもよ?
続いて泡盛のブース。 この辺からは酔っ払いが多数。自分も含めてだけど・・・。
ここではほとんどの泡盛ブースで試飲できるぞ。試飲できる泡盛の中にはレアな古酒もあったりするから屋台の人に聞いてみよう。そしてこの一角は意外と外国人が多いのが印象的でした。外国の人にはやっぱり物珍しいんでしょうかね。
帰り際には沖縄の食品を使ったジェラートで〆。右の写真は、左から、塩、長命草、島バナナ。
沖縄の産業祭り。と言うとなにやら堅苦しいイメージがありますが、全然そんなこと無い普通に楽しめるお祭りでした。むしろ、飲み物や食べ物の試食が豊富でお金を使わなくても楽しめるイベントなので家族連れなどにおすすめです。
さいごに
沖縄をアピールするお祭りだからか分かりませんが、ゴミ箱がしっかりしてます。那覇祭りなんかよりもよっぽど分かりやすく設置されていてゴミも適度に片づけているようでゴミ箱の外までゴミが溢れかえっているという事もありませんでした。
ゴミ箱なんかどうでもいいと思うでしょうが、結構大事だと思うのよゴミ箱。お祭りだからって、後で片付ける人がいるからといってポイ捨てしてはいけません。