話題のアルカリ電解水を100均の重曹で自作する|お掃除|ダイソー|DIY
油汚れが良く落ちると話題の「アルカリ電解水」を自作します。
アルカリ電解水は、酸性の油汚れや皮脂汚れに強いのでキッチンの掃除などに最適で、細菌を除菌する効果もあり「インフルエンザウイルス」「新型コロナウイルス」「O-157」「ノロウイスル」の除菌にも効果的。
とまあ、そんな便利な「アルカリ電解水」を作るんだけど、そもそもの話、100均でアルカリ電解水自体が売ってるんだからそれを買えばいいじゃん?と思う人もいるでしょう。
それはそうなんだけどさ、たま~にしかキッチンの掃除しない人は分ると思うけど、あの程度の量じゃ足りんのよ全然。
確かにアルカリ電解水は油汚れが落ちる。
だがしかし、結構たまった油汚れは一度では落ちない。
だから大量にアルカリ電解水を使うのだ。
1つ100円で安く手に入るとはいえ、1度の掃除で何本も使うと結構なお値段になるのだ。
なので自作するのだ。
まずは鍋に水200mlを入れる。
どうせなら、大量に作ろうかと思ったけど、まずは試しで少量作ってみる事にする。
これで上手くいけば一気に作るよ。
小さじ1杯程の重曹を入れて火にかける。
沸騰したら、弱火で5分程煮詰める。
たったこれだけで「アルカリ電解水」の感性だ。
一旦冷ましてから容器に入れ替えたアルカリ電解水をさっそく使ってみた。
結果はこの通り。
市販のアルカリ電解水と同じように油汚れが良く落ちる。
これ見て、「あれっ、重曹を混ぜた水だけでも良いんじゃないの?」なんて思った人もいるかもしれないから補足。
重曹水もアルカリ性なので、油汚れを落とすことができますが、pHでいう所pH8程度なのですが、火にかける事によりアルカリ性が高まりpH12程度になります。
市販のアルカリ電解水の説明を見て貰えれば分かると思いますが、市販のアルカリ電解水はpH12以上とあります。
したがって、重曹水を火にかけてアルカリ性を高める事によって市販のアルカリ電解水とほぼ同じアルカリ性の電解水になります。
てなわけで無事「アルカリ電解水」を作る事に成功しました。
後は最初の思惑通り、大量生産しますが、ここで注意しないといけない事は「あまりにも大量生産しない事」です。
普段あんまり気に掛けたりしないけど、基本的には「水は腐る」んです。
なので使い切れないほど大量に作って放置してしまうと腐ってしまいます。
とは言え、最初に作った200mlのアルカリ電解水を使った感想は「全然足りねぇ」です。
動画を見て分かるように、あんまり掃除してなかったので油汚れが酷いので正直リッター単位で使うと思うのですよね。
実際、200ml程度では動画のタイル1枚分を綺麗にするのがやっとでした。
こまめに掃除をする人は大量に作るのは腐らせる可能性が有るんでしょうが、私みたいに極たまに掃除をするという人は、腐らせるリスクをとっても大量に作ったほうが良いと思うのよ。
多分、というかある程度確信があるけど、掃除をしようかなと思う段階で掃除道具が無いって事になると先送りにする、そして忘れるはず。
なので私みたいなのは、ある程度いつでもできる環境と言うのを作っておいた方が良いと思うんだよ。
だからやる気がある時に一気に出来るだけ大量に作る、私はね。
幸い、材料も重曹と水だけで、重曹は100均で買えるしな。
小さじは5g位だから、100均で売ってる重曹で100リットル以上は作れる計算。
ダイソーのアルカリ電解水は300mlほどで100円だから・・・コスパ凄くない?
これはもう、自分で作る以外の選択肢はちょっと・・・ってレベルのコスパ。
「アルカリ電解水」はDIYするしかないじゃんね。