チョコレートココア。
原料はどちらも同じ「カカオ豆」。
さらに途中までの工程も一緒。
カカオ豆を発酵させ、
砕いて皮などを取り除き
炒った後にすり潰した物が「カカオマス」。
ここまではどちらも一緒。
では何が違うのか?
違いはココアバター

「カカオマス」の中に含まれる脂肪分。
それを「ココアバター」と呼びます。
カカオマスからココアバターを抽出した残り。
その残りが「ココア」。
カカオマスにさらにココアバターを加える。
するとチョコレートになります。
カカオマス含有量による違い

チョコレートは大きく分けて
「ミルクチョコ」「ビターチョコ」
があり、最近では「ハイカカオチョコ」
があります。
ミルクチョコは、
カカオマス含有量20~40%
ビターチョコは、
カカオマス含有量40%以上
ハイカカオは、
カカオマス含有量60%以上
となります。
因みに「ホワイトチョコ」は
カカオマス含有量0%
ホワイトチョコはチョコじゃない?

カカオマスの含有量で違いが出るなら、
カカオマスが使われてないホワイトチョコ。
厳密にいえばチョコじゃないの?
と疑問に思う人も居るかと思いますが、
ホワイトチョコはチョコレートです。
但し、日本では。
どういうことかと言うと、
日本では、カカオ由来の成分が35%以上なら
正式なチョコレートとと言う事です。
ホワイトチョコレートは
カカオバターをメインに作られるので
「チョコレート」という分類になります。
海外だと決まり事が違ったりするので
ホワイトチョコはチョコじゃない!
と言う認識が強いみたいです。]]>
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